<平成31年度 支部の活動>

2019.12.8 定例研究会 ・復活研究会

 12月支部定例研究会は、研究院講師 鴨志田春穂先生をお迎えして開催されました。笑顔が爽やかな鴨志田先生は、今回が初めての札幌支部研究会です。ご指導ありがとうございました。

 あたり一面雪景色の札幌に「みなさん、歩くのが上手ですね!」とご挨拶され、参加者の笑みを誘いました。寸評の時間には作品それぞれにポイントを説明くださり、参加者も納得の表情です。

 定例研究会終了後には、今年度最後の復活研究会が開催され、参加者は力を振り絞りました。一年間の研究会ご出席、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。 

2019.11.10 定例研究会 ・復活研究会

 急ぎ足で秋の深まりを見せる札幌は、すでに枯葉のシーズンです。市内各地で開催された地域の文化祭や秋の祭りもひと段落し、すっかり落ち着きを取り戻したかのようです。

 11月支部定例研究会は、研究院講師 蛭田藤虹先生をお迎えして開催されました。穏やかにきめの細かいところまで質問に応えてくださいました蛭田先生、ありがとうございました。定例研究会終了後には、復活研究会も開催されました。 

2019.11.3~4 北海道専門教授者勉強会

 研究院副院長金森厚至先生をお迎えして「北海道専門教授者勉強会」が開催されました。

文化の日にお似合いの季節感ある花材が勢揃いです。午前中は、5種の花材取合せの中から各自が選んだ3種類の花材を使って瓶花をいけました。午後からは、琳派調いけばなをお稽古しました。

2019.11.1~3 さっぽろ菊まつり

 札幌駅前通り地下広場において開催された『さっぽろ菊まつり』に作品を展示いたしました。生け花のコーナーには、札幌文化団体協議会に属する12の団体が参加し、小原流からは札幌支部とにじの会が出品しました。

 大勢の人々が行き交う地下歩行空間に文字通りパッと花が咲いたように明るくなりました。3日間の展示でしたが、多くの方々が足を止め、作品を観てくださいました。

2019.10.27 カラーセミナー

 青年部による『カラーセミナー 似合う色を見つけてみませんか』が開催されました。北海道カラーデザイン研究室代表の外崎由香先生を講師にお迎えして、札幌エルプラザにて楽しく開催されました。詳しい内容はかれん俱楽部のページに掲載予定です。

2019.10.16~21 第57回 全道いけ花美術展

 『全道いけ花美術展』が丸井今井札幌本店大通館9階催事場にて華やかに開催されました。この花展は、北海道いけ花連盟と北海道新聞社が主催して毎年行われ、今年で57回目を迎えました。今回は、道内12流派の先生方が前・中・後期に分かれて作品を展示いたしました。また、北海道花き振興協議会のご協力により「道産花き作品コーナー」にはそれぞれの会期のテーマ花材を用いて各流派による作品が展示されました。

 この季節ならではの作品も並び、来場された方々は興味深くご覧になられたようでした。ご来場くださいましたみなさま、誠にありがとうございました。

2019.10.6 定例研究会 ・進級講習会・専門教授者研究会

 10月支部定例研究会は、研究院講師 山口佳風先生をお迎えして開催されました。札幌支部研究会に初めてご指導いただいた山口先生は、歯切れのよい口調と温かな笑顔、テンポの良さが印象的でした。ありがとうございました。

 また、研究会終了後には専門教授者研究会<3回目>が開催され、来年から施行されるカリキュラム改定についての説明を受けました。以上3回に渡り行われた今年の専門教授者研究会は今回にて終了いたしました。 

2019.9.15 定例研究会 ・専門教授者研究会

 9月支部定例研究会は、研究院講師 白戸加奈子先生をお迎えして開催されました。

 朝夕の涼しさが増して、そちこちから秋の訪れを感じます。あれほど暑かった日々はあっという間に過ぎ去り、北国札幌はもうひと月もしないうちにストーブの季節を迎えます。これからは深まりゆく秋をじっくりと味わいたいものです。

 さて、研究会の花材も秋を意識した取合せです。白戸先生は、ご自身がいけばなを始められた頃のエピソードを交えながらご講評くださり、とても励みに感じました。また、研究会終了後には専門教授者研究会<2回目>が開催され、来年から施行されるカリキュラム改定について説明してくださいました。参加者一同は熱心に耳を傾けました。 

2019.8.17~18 北海道専門教授者勉強会

 研究院副院長鈴木英孝先生をお迎えして「北海道専門教授者勉強会」が開催されました。今回は季節感のある『蓮』がテーマです。午前中は、瓶花または写景盛花・様式本位を二尺小判型水盤に、午後からは、写景盛花・自然本位をお稽古しました。

 実は、台風の影響で来道できるかどうか心配された中、無事に到着した鈴木先生でしたが、全道の各支部から参加した先生方の熱い思いに応えて終了時間ぎりぎりまで一作一作丁寧にご指導くださいました。本当にありがとうございました。

2019.8.16~31 かでる2.7 飾り花

 8月16日から31日までの半月間、かでる2.7のエントランスホールに飾り花を展示いたしました。真夏の長丁場の飾り花のため、途中2回ほど、大々的にいけ替えました。初めは、白にグリーンが入った百合(購入したお花屋さんではLA百合と呼んでいました)が、8/20からは濃いピンクに、そして8/26からはイエローに衣装替えです。担当の係が総動員で当番をこなし、当たり前ですが毎日手直ししました。当番のみなさん、お疲れさまでした。

2019.8.16~18 第48回 札幌文化団体協議会 フェスティバル

 8月16日(金)~18日(日)、札幌市民ギャラリー 第1・第2展示室にてフェスティバルが開催されました。

 『未来に響け文化の鼓動』を合言葉に、美術・書・陶芸・切り絵・和紙染色画・ポーセリンアート・俳句・川柳・いけ花が展示されました。いけばな部門のテーマは『風立ちぬ』でした。おかげさまでフェスティバルの芸術選奨をいただきました。

2019.8.4 定例研究会 ・専門教授者研究会・復活研究会

 8月支部定例研究会は、研究院講師 荘加ひとみ先生をお迎えして開催されました。

 このところ何十年ぶりかの連日の真夏日を継続している札幌です。例年にない厳しい暑さには閉口していますが、この日はフレッシュな参加者もあり、活気に満ちた研究会となりました。研究会終了後には専門教授者研究会<1回目>と復活研究会も開催されました。 

2019.7.27 第4回北海道地区学生いけばな競技会

 7月27日、北農健保会館において本部主催による第4回目の北海道地区学生いけばな競技会が開催されました。開会式は、お家元からのビデオメッセージで始まりました。その後、札幌支部の横井支部長と研究院講師 村上尚子先生からご挨拶があり、参加者を代表して選手宣誓が行われました。実技終了後は、和やかなムードで先ほどまでの緊張感から解き放たれたかのような笑顔がこぼれました。

 道内各地から参加した学生のみなさん、引率の先生方、本当にお疲れさまでした。。

2019.7.18~23 札幌支部花展『Sfidare -挑む-』「新たな時代に伝統のカタチを」

 令和元年に因み、万葉集に詠われている植物を使用してのいけばな展に臨みました。出品者はそれぞれの課題やテーマに向けて、作品を仕上げました。参加された皆様、お疲れさまでした。

 会期中は大勢の方々をお迎えすることができ、嬉しいお褒めの言葉もいただきました。ご来場くださいましたみなさま、本当にありがとうございました。

2019.6.16 講習会(定例研究会) 『初夏のいけばな』

 6月支部定例研究会は、研究院 教授  横東宏和先生をお迎えして講習会が開催されました。この日のために、色々と準備しつつ、会員一同、首を長くして楽しみにお待ちいたしました。

 はたして、かでる2・7かでるホールのステージ上に繰り広げられた『初夏のいけばな』に、改めていけばなの力を感じました。

2019.6.8~9 千歳支所「花の輪・人の輪-みんなの花展」

 いかにも開放的で抜けるような空の下、北海道の空の玄関口千歳市にある千歳市民ギャラリーにおいて千歳支所「花の輪・人の輪-みんなの花展」が開催されました。

 華やかで豪華な花々は見応えがありました。また、支所の先生方が精魂込めて手入れしたご家庭のお庭の花はみずみずしく優し気でお気持ちが伝わるようでした。特に、深い青紫色のアヤメはまさに旬で、スタイル抜群、今が盛りと群生のように咲き、圧倒されました。

2019.6.1~6.30

京王プラザホテル札幌 ロビー飾り花

 

 只今、京王プラザホテル札幌のメインロビーに、札幌文化団体協議会いけばな部門の各流派合作による飾り花が展示されています。

 清々しい竹林を思わせるような青竹に楓の若葉が、とても爽やかです。

 6月1日~30日まで展示されています。お近くにお越しの際はぜひご覧ください。

 


2019.5.26 定例研究会 ・勉強会

 5月支部定例研究会は、研究院 副院長 守下篁先生をお迎えして開催されました。この日は、五月の札幌にしては珍しいほどの暑さで「暑いですね」という挨拶が合言葉のように交わされましたが、研究会終了後には勉強会も開催され、文字通りの熱く充実した一日となりました。 

2019.5.15~19 さっぽろライラックまつりへ展示花

 只今、「第61回 さっぽろライラックまつり」が行われています。『五感で愉しむ春の宴。』をキャッチフレーズに賑やかに開催中です。大通会場となっている大通公園(西5丁目)では、札幌文化団体協議会に所属する各流派の作品が展示され、芳しい香りがまつりを更に盛り上げています。小原流(札幌支部・にじの会)の二作品は、このまつりに相応しいライラックが主材となっています。19日まで展示されていますので、お近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。

2019.5.12 はまなす会 懇親会

 暖かく気持ちの良い日曜日、札幌グランドホテル東館2階の『黄鶴』にて「はまなす会」の懇親会が開催されました。和やかな雰囲気の写真からは、楽しいおしゃべりが聞こえてきそうな気がします。参加された先生方、お疲れさまでした。

2019.4.21 定例研究会 

 4月支部定例研究会は、研究院 相談役 難波佳代子先生をお迎えして開催されました。

 難波先生が支部研究会でご指導くださるのは久方振りでしたが、変わらぬ優しい笑顔と切れの良い口調で参加者を魅了しました。

2019.4.18~23 北海道生け花百人展

 只今4月18日から23日まで、さっぽろ東急百貨店9階にて第60回目の『北海道生け花百人展』が開催されています。

 ようやく春の訪れが感じられるようになった札幌ですが、花展会場ではそれよりも更に早く、春の美しい花々が皆様をお迎えいたします。明るさが増した会場内では、普段はなかなかお目にかかれない珍しい花も展示され、ダイナミックな装いに心が癒されます。

2019.3.24 専門教授者全体会議

 季節が逆戻りしたかのような冬景色の3月24日、かでる2.7の5階会議室において、専門教授者全体会議が開催されました。

冒頭、ご挨拶された横井支部長は、昨年度の支部の活動報告と2019年度の展望についてお話しされました。引き続き、会計決算報告、会計監査報告が行われ、全員の拍手にて承認されました。その後、功績のあった専門教授者の先生方へ表彰状が授与されました。

 締めくくりには札幌地区支部連合会 会長 綾部先生からお話しがあり、滞りなく終了いたしました。

2019.3.17 定例研究会 進級講習会& 勉強会 

 3月支部定例研究会は、研究院 教授 岩田佳川先生をお迎えして開催されました。

 前日、千歳空港に降り立った先生は、雪模様の札幌の景色を楽しまれたようです。私たち雪国暮らしにとっては日常のことですが、岩田先生のご挨拶は「昨夜の降りしきる雪に、一人ではしゃいじゃった!」と、少女のようなピュアな一面を覗かせました。

 また、参加者が楽しみにお待ちした寸評では、一作一作本当に丁寧にご指導くださり、ひとつでも多くのことを学びたいと集まった参加者の熱意に応えてくださいました。

2019.2.17 定例研究会& 勉強会 

 2019年、新たな年を迎えて早や一ヶ月が過ぎました。2月支部定例研究会は、研究院 副院長 金森厚至先生をお迎えして開催されました。

 報道されていた厳しい寒さがひと段落してやれやれの札幌ですが、この日はピリリと気が引き締まる冷気です。それでも研究会の会場ではフレッシュな参加者があり、今月も熱気に満ちていました。 

2019.2.1~2.15

かでる2・7に飾り花展示

 「さっぽろ雪まつり」開催中で賑わう市内です。街中が凍えそうな寒波が襲来したりと今年は話題の多い札幌ですが、かでる2・7のロビーには一足早い春を思わせる飾り花が展示されています。

 お近くにお越しの際は、せひご覧ください。 


2019.1.13

 1月13日、京王プラザホテル札幌にて「一般財団法人小原流札幌支部2019年新年会」が開催されました。初めに横井支部長による年頭のご挨拶があり、その後、前年度(2018年)の定例研究会各賞受賞者に賞状及び副賞の授与が厳粛な中にも和やかに行われました。

 祝宴の途中には、お楽しみテーブル対抗ゲームやお馴染みのビンゴゲームなどもあり出席者一同大いに盛り上がりました。また、パーティションで区切られた会場内には、例年同様に「初いけ」のコーナーもあり、文字通り新年会に華やかな花を添えました。